屋外に設置する銘板の場合は、当然ながら紫外線の影響を受けてしまうので、簡単に作ることができる範囲では対応することは難しい傾向にあります。例えば自主的にステンレス板を購入し、塗料で板に名入れをしたとしても、紫外線によって塗料を劣化させてしまい、日焼けのように色が変色してしまうことは想定できます。木材を使う方法でも同じように、屋外には不向きな素材になり、いくら彫刻を深くして名入れをしたとしても、紫外線だけではなく雨などの影響を受けて、次第に文字が消えていく問題は出てしまいます。屋外利用の際には十分に品質の高い銘板を用いる必要性があり、自作品ではなく専門会社へと発注をすることで長期間にわたり問題なく使い続けられます。
専門店がお近くに無いという場合でも、現在ではネットを使える環境があるので、ネット上でホームページを作成して各種銘板の受注を行う会社を探せます。会社により違いはありますが、屋外用であらゆる気候に強い素材と加工法で販売をしている商品は簡単に探せるので、ある程度の資金を使っても価値ある銘板として使えます。具体的にどのようなタイプが該当しているかと言えば、厚みのある腐食しにくい金属をベースにしているタイプ、厚みのあるアクリル板やガラスを素材にしているタイプ、他にも石材や大理石などを材料としたタイプも探せます。この範囲の素材であれば紫外線やあらゆる気候条件にも耐えることができますが、名入れ方法にも注目することは欠かせません。
名入れは深く掘った溝の部分に特殊な塗料を流し込む方法や、レーザーマシンを用いて名入れをする方法、ガラス素材の場合ではルーターなどを用いて敢えて曇り部分を作ることで名入れをする方法などもあり、後は各社が提示している見本を参照して発注することで最適化できます。