銘板は、オフィス名やマンション名など名前を記すための看板です。オフィス名などの場合は、オフィスビル内の自社事務所の入り口部分に銘板を取り付けることもできますし、屋外に取付けておけば訪問者からの認識も良くなるなど便利です。ただ、屋外で使うものと屋内で使うもの、それぞれ同一の素材にしていると室内にあるものは劣化しないけれども外に設置しているものは文字がかすれてしまったり、変色などを引き越して認識ができない美観を損ねてしまうなどのケースもゼロとはいい切れません。屋内で使う場合は、アルミなどの材質であればリーズナブルな値段で作ることができますし、設備機器などに使う銘板の中では最も標準的なタイプです。
しかし、アルミ製のものを屋外で使用すると文字がかすれて来る、表面の色合いがシルバーから別の色に変化してしまうなど腐食が生じてしまうこともあります。その点、ステンレス製は屋内での使用はもちろん屋外での耐久性もありますし、エッチングで文字を彫り込む形で作れば万が一文字の色が薄れてしまったとしても、文字部分には凹凸があるので視認性の確保ができるメリットがあるわけです。また、真鍮を使うことでゴールド仕上がりになり高級感を作り出すこともできます。真鍮も表面にクリアコーティングを施しておけば屋外での使用にも可能になって来ますし、ステンレス製と同じく文字部分に凹凸があるため文字が薄れて来た際の視認性の確保が可能です。