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パソコンの記憶媒体としてのSSDとHDDの比較

近年ではその圧倒的な速さからSSDが注目を集め、HDDからSSDへの移行が進んでいます。パソコンの記憶媒体として両者の違いは明確で、メリットとデメリットがあるのです。SSDとHDDの速さの違いは、データへのアクセス方法にあります。SSDはコントローラがメモリチップに電圧を掛けるだけで、機械的には何も動かさずに済むため非常に高速なデータアクセスが可能です。

また、複数のメモリチップに同時にアクセスすることで、さらなる高速化を実現することも出来るのです。対して、HDDはデータを読み出す指令を受けたら、ヘッドを動かすと同時にプラッタも回転させ、記憶されている位置に合わせなければならないためデータアクセスに時間が掛かるのです。そのため、速度という面ではSSDがHDDを圧倒しています。しかし、SSDの最大のデメリットは価格です。

1GBあたりの単価はHDDの10倍近い価格になってしまいます。そのためSSDに容量を求めると非常にコストが掛かります。さらに、SSDはフラッシュメモリを使用しているため大容量化が難しいのです。HDDは4TBや6TBといった容量のものが登場していますが、SSDは1TB程度のものが最大容量です。

そのため、パソコンで動画などの容量の大きなデータを扱う際は、HDDを使用したほうがコストパフォーマンスが圧倒的に良いのです。パソコンの記憶媒体を選ぶにあたっては、SSDとHDDのメリットとデメリットを考慮した上で最適なものを選ぶべきです。

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